
お墓が建ったなら
お墓を建てたら開眼法要を行います。
開眼(かいげん)法要とは、新しく建った石碑に仏様の霊(たましい)を宿す法要で、「御霊(みたま)入れ」「お性根(しょうね)入れ」などとも言います。開眼法要は、お墓を建てて納骨する前の納骨式と併せて行うのが一般的です。なお真宗各派では「開眼式」とは言わずに「建碑(けんぴ)式」と言います。
開眼式・納骨式の日程の連絡は菩提寺だけではなく、墓地の管理者や石材店にも連絡します。石材店に知らせるのは、お墓のカロート(納骨棺)を開けてもらう必要があるからです。
納骨の際には、「埋葬許可証」を墓地の管理事務所に提出します。これが無ければ納骨することが出来ません。忘れずに持参しましょう。また認め印も必要です。
開眼・納骨式当日準備する物と、お寺様への御礼
①供物
・餅または饅頭---開眼式なら紅白、納骨式なら黄白
・お酒------------1本(2合くらいのもの。ワンカップでもよい)
・山のもの--------バナナ、みかん、リンゴ、椎茸など
・里のもの--------里芋、大根、ごぼうなど
・海のもの--------昆布など
・その他故人が好物だったもの
②生花
③遺骨
④火葬証明書または改葬証明書
⑤お寺様への開眼・納骨料
お寺様への御礼の額は菩提寺にお尋ね下さい。霊園や石材店に手配を依頼したときは、それぞれにお尋ね下さい。開眼式の場合はお祝い事ですので、紅白の袋に「開眼式御礼」、納骨式の場合は黄白の袋に「納骨式御礼」と記入します。開眼式と納骨式を併せて行う場合、2つの袋を用意するのが正しい作法ですが、略して「開眼式御礼」だけで済ませることもあります。「お布施」「お膳料」「お車代」の3つに分けて渡しても良いでしょう。
分骨について
分骨とは遺骨を複数場所に納骨するために分けることです。分骨することが分かっているなら、火葬時に行う方が埋葬後に行うよりも簡単です。火葬時にその場で分骨した場合、死体埋葬許可証に代わる火葬証明の書類を分骨した数だけ発行してもらえます。もし火葬後に自分で勝手に分骨すると、その遺骨は所定の書類がないため、どこにも納骨できなくなりますので注意して下さい。
既に埋葬されている遺骨を分骨したい場合は、遺骨のある墓地の使用権者(お墓の名義人)に承諾を得なければなりません。使用権者の承諾が得られたら、遺骨のある墓地管理者に「分骨証明書」を発行してもらいます。実際にお墓から遺骨を取り出すのは石材店に依頼することが多いです。

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